【スタートアップ協働パートナー】クールに構える会社のウォッチマン髙橋さんにインタビュー
プロフィール
■名前:髙橋 一輝
■出身地:山形県
■血液型:AB型
■趣味:ゴルフ、ウイスキーのコレクション、新聞を読むこと
楢葉町を選んでみて、どうですか?
生まれも育ちも山形県で、福島県にゆかりはありませんでしたが、これまで他県へ移り住んだ経験がなく、昔から抱いていた「県外に出てみたい」という気持ちと転職志望が重なり、楢葉町とのご縁が生まれました。特に雪国の山形県では、冬になると雪かきが大変な日も多いので、福島県浜通りの1年を通して過ごしやすく、ちょうど良い気候に魅力を感じています。
地元を離れる決断に至った経緯は何ですか?
中学時代にバドミントンで県大会優勝を果たし、さらに上を目指して練習に励んでいましたが、中学3年生の最後の大会では、ケガの影響でまさかの初戦敗退という結果になりました。この大会は進路にも影響する大切なものだったので、当時のダブルスパートナーに対して申し訳ない気持ちでいっぱいだったことを今でも覚えています。
この出来事は人生で初めての大きな挫折となり、それからは「高い目標」を掲げることに消極的になっていましたが、コロナ禍でじっくり自分と向き合う時間ができ、改めて人生を振り返る中で「そろそろ新しいことに挑戦してみよう!」という思いが湧いてきました。
仕事にも役立てようと資格取得を始めたところ、知識が増え、前職への解像度も深まる中で「転職」という選択肢が浮かび始めました。
「あの時やっておけば良かった」と思うことが増えるようになり、それが積もり積もって移住と転職に至った感じです。
普段は慎重派ですが、今回の移住と転職は直感と勢いに任せた、良い意味で“自分らしくない行動”と思っています。
これまでと現在のお仕事について教えてください。
中小企業と関わる機会が多い仕事をしてきた中で、売上拡大を目指した補助金申請の支援や販路拡大といった活性化活動の必要性を感じつつも、事業継続や地域経済の持続可能性を支えるには、地域に新しい風を吹き込む人材や企業を育む取り組みが必要だと感じるようになりました。
その点、復興の最中にある福島県の浜通りエリアでは、産業の再生や人材確保など地域づくりの中で学べることが多いと感じました。そんな時にまちの人事部として地域を支える株式会社サイドストーリーと出会い、コンタクトを取ったところ、地域事業者支援から行政支援まで町全体の変革に取り組む会社である株式会社デジラボホールディングスともつながりました。
今はこれまでの経験を活かし、バックオフィス業務や経営支援、事業サポート業務に携わっています。
楢葉町に住んでみて良いと感じるところは?
楢葉町を含む福島県全体で、イベントが豊富にあるのが印象的でした。イベントは規模も主催者も様々ですが、顔なじみの方々が集まり、皆さんが地域のために一体となっているのが伝わります。特に夏の花火大会は迫力満点で感動しました。
また、楢葉町に移住してから朝の時間を有効に使えるようになり、毎朝新聞を読む習慣がつきました。少しずつ福島のことを知っていけたらと思っています。
楢葉に来てから増えた趣味もあるようですね?
職場の仲間がとても多趣味で、その影響を受けて私も新しい趣味が増えました。バーテンダー経験がある同僚のお酒コレクションを見ているうちに、自宅でも「ウイスキー」を集め始めたり、筋トレが好きな仲間に影響されて「プロテイン」を飲む習慣ができたりしています。
また、皆でゴルフに行くなど、会社の仲間と楽しい時間を共有しています。
最後にメッセージをお願いします。
楢葉町には新しい会社も増えていて、「どんな会社?」「どんな人が働いているの?」と気にしている方も多いと思います。
これまでに蒔いた事業の種が少しずつ芽を出し、地域の中でさらに認知され、関わる人が増え、影響力を持てるようにこれからも頑張っていきます!