ならはマルチワーク事業協同組合とは
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今回はサイドストーリーの渡邉が事務局を務める「ならはマルチワーク事業協同組合(正式名称:楢葉町特定地域づくり事業協同組合)についてご紹介します。副業や業務委託など仕事の選び方も多様化しつつある現代、マルチな働き方の選択肢があることをぜひ知っていただければと思います。
特定地域づくり事業協同組合とは
地域人口が減り、産業の担い手不足などに直面している状況を解決していく目的で、総務省が打ち出した制度が「特定地域づくり事業協同組合制度」です。季節ごとの労働需要に応じて複数の企業や組織内で事業に従事するマルチワーカーの労働者派遣事業のことを主に指しています。
(例)
4月~6月は田植えなどの農業
7月~9月は夏休みで繁忙期になるホテルや旅館の宿泊業
10月~11月は稲刈りや収穫などの農業
12月~3月はスキー場運営などの娯楽業
仕組みについてより詳しく知りたい方は、制度について分かりやすく説明している総務省の公式動画(7分程度)をご覧ください。
<特定地域づくり事業協同組合制度って何?~組合編~【一般の方向け】>
また、実際に特定地域づくり事業に携わる事務局担当者の目線からわかる「制度の仕組みや実情について」のnote記事もおすすめです。
ならはマルチワーク事業協同組合
楢葉町でも特定地域づくり事業制度を取り入れ、2023年3月に「楢葉町特定地域づくり事業協同組合」を設立しました。本制度を知らない方にも伝わりやすく、かつ馴染みやすくするため、事務所名を「ならはマルチワーク事業協同組合」と名付け、愛称は「ならまる」として運営しています。
詳細はホームページをご覧ください。
楢葉町でのマルチな働き方の選択肢とは
ならはマルチワーク事業協同組合では、以下のような職場があります。(2024年9月末時点)
・ 観光業(キャンプ場の運営)
・ 宿泊・接客業(宿泊施設やレストランでの接客)
・ 農業(苗植えや収穫作業)
・ オフィス関連業(書類作成や事務作業)
など
今後さらにマルチな選択が増えるように現在、働き手を募りたい組合員も募集中です!
何か気になる方は、お気軽にホームページ内のお問い合わせフォームよりご質問ください。
楢葉町の今後に注目
現在、日本各地100以上の自治体で特定地域づくり事業協同組合が稼働しています。この制度のポイントを挙げるとすれば、複数企業の多岐にわたる業務に携わりながらも「正社員雇用」であり、「副業可」であることで、安定した雇用でありながら自分の好きなことに費やす時間も確保できるメリットがあります。
こうした利点から特定地域づくり事業制度を通して若者の地方移住も多く実現しており、地域の伝統文化や産業を守ったり、盛り上げたりする担い手となりながら、地域貢献でまちづくりにも携わる人材として活躍しているようです。
マルチワークに興味がある方や地方移住を叶えたい方など、ぜひ自然あふれる楢葉町で地域産業の担い手となりながら、自分の理想とするライフスタイルを見つけてみてください。
株式会社サイドストーリーとは
2021年8月に福島県楢葉町に設立された地域人材支援事業を核とする会社です。これまで主に「まちの人事部」として町内企業の人事に関するお困りごとの相談や地域に必要な人材を獲得・育成・定着させるための支援を包括的に実施してきました。今後も『人材採用コンサルティング』や『地域まちづくりプロデュース』をテーマにチャレンジを続けていきます。