楢葉町の高齢者はみんな元気?!地域の健康を支える新たなサービスを開発中!
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フレイルとは?
フレイル(frailty)は、日本語では「虚弱」とも訳され、身体的、精神的、そして社会的な機能が低下した状態を指します。
健康と要介護の間に位置するこの状態を放置すると、病気や転倒リスクが高まり、介護が必要になる可能性が高まります。
フレイルは単なる身体の老化ではなく、「回復が可能」な段階であることが重要なポイントです。
そのため、早期に発見し、適切な対策を取ることで健康な生活を長く維持することが可能です。
AI技術で進化する健康診断
デジラボホールディングスが東北大学未来型医療創造卓越大学院チーム「AILE(アイル)」と共同で開発中のアプリは、スマートフォンやタブレットで撮影した動画からAIが自動でフレイルの兆候を診断する画期的なシステムです。
全国に先駆け、私たちはこの先進的な技術を楢葉町の健康診断会場でお披露目し、実際に診断のための動画撮影を行いました。
楢葉町健康福祉課のみなさまや、福島医大の先生方と意見交換をしながら、より良いサービスをお届けできるように日々改善をおこなっております。
この新技術により、誰でも手軽に健康状態を把握できる時代が到来しつつあります。
町の健康診断での実証実験
2024年9月の楢葉町健康診断会場にお邪魔し、地域住民の皆さんに協力をいただいて動画の撮影を実施しました。
普段通り歩く姿をスマホで記録するだけで、AIがフレイルの可能性を解析するという未来の健康管理の一端を実感していただけたと思います。
撮影された動画は現在、開発チームの手で順次AIを通して解析が進められており、AIフレイル診断結果は町の健康診断結果と同封されて町民のみなさまの元へ届きます。
未来への期待と可能性
この技術は、フレイルを早期発見することで、健康寿命を延ばすための一助となります。
AIが動画を解析し、診断データを作成することでこれまでの健康診断に新たな視点をもたらし、個々の健康管理をより正確かつ手軽に行える未来が広がります。
もちろん、解析した情報を提供するだけではありません!
町内で実施される運動教室等にも参加する予定です!
フレイルを予防すれば、健康的で「元気」な寿命が延びることに繋げる事が期待できます。
他の地域の方々から見ても、
「あれ?楢葉町の人ってみんな元気よね?なんで?」
って言われるような元気な町にしていきたいですね!
株式会社デジラボホールディングスとは
DX支援によって、地方に対する経済活動・人的交流活性化プロジェクトを進めるIT企業。
行政機関や民間企業のDX支援に留まらず、ITを駆使した町づくりやイベント企画など、町づくりの根幹企業として多角的に事業を展開しています。